地域の居場所

以前にも紹介した古民家を借りた下町にある地域の居場所「だあれ」に1月中旬、久しぶりに訪問した。丁度、カフェの日で、丁寧に入れられたコーヒーを飲みながら、久しぶりに会う知人と歓談。しばらくするとこどもを連れたお母さんが次々来訪、賑やかに。二宮町社協の職員が新人の職員二人をつれて訪れ紹介、そのうち学校を終えた男子中学生が立ち寄り、こたつを囲んで参加。昔の西湘バイパスが出来る前の地域の状況を知る人もいたり、情報交換の場となった。今の地域の課題など、このような場で街づくりが進むのではないかと思わずにはいられなかった。

この地域は二宮でも大磯寄りで中学はあるが行き止まり、海側は湘南バイパスが走り、海岸はペトラポットで覆われ,砂浜が少なく昔の面影はない。高齢者が多く店もないので、独居の場合は苦心しているという。駅まで歩くのも大変と聞く。課題は多いが人との繋がりが篤く、気兼ねなく立ち寄れる「だあれ」のような存在は地域にとってホットスポットになることと思う。