続・二宮町12月議会

補正予算案議案第6号 新庁舎整備事業として用地取得費用、これに伴う埋蔵文化財試掘調査 実施設計監理建設等の費用として令和6年度~令和9年度総額約30億円の債務負担行為に対し、一石ひろ子議員は賛成の立場で以下の討論を行った。

「 新庁舎建設は行政の業務遂行に必要な事業であり、県内で耐震化されていない庁舎を持つ最後の3つの自治体となっている状況、さらに現在の立地、アクセスが非常にリスクを持つこと、つまり吾妻山の盛り土の大きなリスクは今年になって新たに県が指摘するところでもあり、人命のリスク回避は待ったなしの状況と判断します。災害対応他、自治体ならではの格差、孤立化が深刻化する市井の相談、各課横断的連携、立案、検証研究等の膨大な行政の仕事を町民の皆様と共に職員と住民の人権を守りながら最大のパフォーマンスで進められる体制を一日も早く持てるよう実施設計にすみやかに取り掛かっていただきたい。

一方で甚大な災害のリスクが高まる中、堅牢な大きな建築は有効な救済資源でもあることは多くの町民の指摘するところでもあります。

先日の一般質問で今までの業務遂行以上のこの行政機能集約事業建設計画のメリット、災害対策、住民の福祉の向上、こども若者、母子支援、高齢者等施策の向上を見込むこども家庭センター含む配置、学習権、格差是正、政策提案の居場所、コミュニケーションの場としての図書館改修等、自治体としての戦略を質し、確認するとともにさらなる可能性を要望しました。数年かけてこの2万8千万規模の自治体が住民のウエルビーイングを追求できる花の丘公園、果樹公園のランドスケープを最大限生かすグランドビジョンの可能性ある計画に着地したことを評価しています。この町の歴史を生かした経済的効果もあるキャンペーンが生まれるコミュニケーションの場の設計をさらに工夫したい。

山林の崩落、葛川溢水等豪雨災害対策も併せて私たちがこれから如何に自然と対峙していくかが肝要だ。流域治水含めて町内外に波及する仕事が必要な時代なのだ。

最新のチャレンジを視野にこの投資が町民と共に智慧を合わせる防災、教育、福祉、産業、官民協働施策の実装に貢献するべく議会ともども精進していきたい。

山林の崩落、葛川溢水等豪雨災害対策も併せて私たちがこれから如何に自然と対峙していくかが肝要だ。流域治水含めて町内外に波及する仕事が必要な時代なのだ。

最新のチャレンジを視野にこの投資が町民と共に智慧を合わせる防災、教育、福祉、産業、官民協働施策の実装に貢献するべく議会ともども精進していきたい。」