外国籍の子どもの支援

今夏、ネット事務所では、一人のネパールから来た男子中学生(2年?)が週1回、日本語の学習に来ていた。サポートするのは町民センターで毎週、学習支援を行っているグループのボランティアメンバーの一人。追加の特別授業の形で急遽、行うことになった。9月から二宮中学の学習に入る前の基本的な日本語学習の為との事。この1ヵ月で日本での中学生活に入る予定で、全く日本語に触れたこともなく、もちろん英語と母国語以外、しゃべることもできない状態で二宮に住む親元に来たとのことであった。子ども同士の中に入れば、自然と会話し、覚えていくのだろうが実際、9月から始まる授業にその子がどのように向き合うのか、又、先生の対応も危ぐするところである。

二宮町にもペルー、インド、中国、フィリピン、他外国籍の家族が住むようになり、その子どもたちの支援が増えてきている。日本人の不登校の学習支援に加え、新たな課題でもあり、ボランティア活動だけで支え切れない問題である。

 

 

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