二宮町9月議会終了
令和7年第3回二宮町議会定例会が9月1日から25日までおこなわれた。総括質問は一石議員、渡辺議員(共産党)、野地議員の3名、一般質問は羽根、古谷、岡田、浜井、小笠原、大沼、根岸、松崎、小林議員の9名が質問、最終日の25日に陳情、請願について、各委員会での討論と結果報告に続き、令和6年度の決算委報告についての委員会報告、各議員からの賛成反対意見の表明後、起立による採決が行われ、全部の議題が承認された。
一石議員の総括質疑
1)新庁舎建設について、どのような官民協働のソフトとハードのデザインを想定していたか?
2)子育てと教育の街づくりに関して、次年度に持ち越した課題について。 小学校内の「まなびの教室」の成果、その後の不登校児童生徒の成長と学習環境の変 化について。施設一小中小中一貫教育についての研究成果の確認。オーガニック学校給食が1学期に1回のイベント的にとどまったのは何故か?
3)町気候非常事態宣言発出後、気候変動対策について、気候市民会議での政策提案の活かし方は? 町民と協働で推進する担当部署の必要性の考えは? 流域治水については地域の多様な住民が行われている流域治水会議での県や流域自治体と二宮町ののスタンスは?
以上の質問に対し村田町長の主な答弁
1)町庁舎建設は建設コストを含め、基本設計に入っている。外構部分は町職員が担当。庁舎建設後、 R10年~11年にかけ、外構工事を進める。グリーンインフラを頭に官民共同は可能。
2)保健センター内のにのはぐ等、複数の専門職が担当。多様化する課題に対応、相談件数も増加している中、出産、育児、子育て、就学等に関しても関係機関との連携を図っている。swcの常駐化、各小学校内にホットルームを設置し、不登校の未然防止対策に当たっている。オーガニック学校給食については地域に有機栽培農家が増える等教育効果がある。
3)地球市民会議の市民提言書は施策に生かしていく。グリーンインフラを活用し、里山保全、再生を進めていく。流域治水に関しては令和5年に行動計画をたて、住民自ら出来るよう、雨水タンク設置の補助、ハザードマップの全戸配布をしている。県の流域治水協議会に参加、河川整備については県と協働で行う。 二宮町は町民力が大きい。それをし受け止め、新しい時代を一歩一歩、共に創って行く。