思春期のこどもとママを支える動き

二宮町で今年4月、子育て経験のある助産婦、鍼灸師、保育士などの経験を積んだ有資格者が中心になり、「お母さんのこころとからだプロジェクト」という団体が立ち上がった。代表の岩下奈美さんは20年ほど産後ケア事業に携わった経験から、妊娠中や産後ケアの重要性を思い、「助産院おさんぽ」を山西地区で開業、出張型で子育て相談も行っている。産後の女性の中には栄養と休養が足りない中、子育てをゆっくり味わう間もなく、仕事に復帰するママたち。一方、長年子どもたちを見て、問題を感じていた元保育士。又、体の不調を訴えてくる患者を受け止める鍼灸師。不登校の子どもや若いお母さんたちに接し、問題意識を持つ人たちもつながり、上記の会が立ち上がり動き出している。

既に9月から始まった講座や10月25日には食事をシェアしながら話す会なども行ったが、これから行われる2つの講座を紹介する。

「思春期のお子さんとママたちのための心とからだの講座」

11月8日(土)*思春期の子と親,すこやかに過ごすために                                         *母と子のセルフケア 親子でイライラ解消術

   11月29日(土)⁂健康に幸せに生きる、健康心理学の視点から                        ⁂家族の健康のために今できること、体と向き合う子育て

       時間:10:00~11:30  会場:町民センター                                                             参加費 1家族3000円/回

       講師 遠藤裕子氏 法政大学非常勤講師、公認心理士、学校心理士sv

          井上真知子氏 鍼灸師、分子栄養学を組み合わせ、不調を抱える人、思春期特有の不調に悩む親子のサポート

       共催:一社法人 遊びの庭・お母さんのこころとからだプロジェクト                 後援:二宮町教育委員会                            連絡先 mmmt81029gmail.com                        (にのみや母と子の思春期相談室)